三日坊主でも続けられる!簡単な自律神経失調症の予防・軽減対策
書店で自律神経に関する本やサイトを調べても…
- 情報が多すぎて何から始めればいいかわからない
- 一気に色々初めてみたけど、続かなかった
- そもそも始める気力が起きなかった
こんなお悩みを抱えている人、多いのではないでしょうか?
私もその一人でした。
この記事では、そんな人たちのために
誰でも簡単に始められて、挫折せずに無理なく続けられる方法をご紹介します。
- ① サルでも即習慣化できる?!イチバン簡単な食事療法
- ②うつ病治療などでも多く採用!朝起きたら太陽光を浴びる
- ③家の中でもできる!朝の超簡単リズム運動
- ④意外と見落としがち??衣服でしっかり体温調節
- ⑤神経のコリをほぐす?!抗重力筋ストレッチで良質な睡眠を
- まとめ
① サルでも即習慣化できる?!イチバン簡単な食事療法
サルでもできる、というかサルが好きなあの果物。
そうです、バナナです!
バナナは、セロトニン(※)を生成するのに必要な3つの栄養素「トリプトファン・ビタミンB6・炭水化物」をすべて含んでおり、自律神経失調症対策の定番中の定番です。
しかも、皮をむくだけで食べられるから、洗い物も増えず忙しい朝でも簡単!
低価格であることも続けやすい要因ですので、まずはここから始めてみることをオススメします。
毎日バナナの在庫を切らさないようにするのも、なかなか難しい…
明日のバナナが無いから買いに行かなきゃ…でも疲れてるから行きたくないや。
そういう時、ありますよね。これこそが習慣化の高いハードルと言えます。そのハードルを解決する、バナナを定期的に宅配してくれるサービスがあります。
サイトは主にオフィス向けのデザインとなっていますが、ご家庭での定期購入にも対応しています。
私もこのサービスのおかげで、毎日バナナ習慣を続けられるようになりました。
※セロトニン…”幸せホルモン”と呼ばれる自律神経の調節には欠かせないホルモン。
②うつ病治療などでも多く採用!朝起きたら太陽光を浴びる
自律神経を調整する役割である「セロトニン」の生成には、日中に太陽光などの強い光を浴びることも大切です。
(実際、日照時間の少ない秋田県や、海外ではベラルーシ・ポーランド・ロシアといった国々の自殺率が高いという統計データもあるほどです。)
イチバン理想は、朝起きたら外で散歩することです。
次の項目でもお伝えしますが、散歩はセロトニン生成を活性化するリズム運動でもあるため、一石二鳥の対策と言えます。精神科の先生も、だいたい散歩勧めてきます。
できれば1日30分やるのが一番良いですが、忙しい朝になかなかできないし、朝から疲れ果ててしまうのは本末転倒。
習慣化するためにも、まずは5~10分程度から始めてみるのが私のオススメです。
たったのこれだけでも、1日中とてもスッキリと過ごせます。
しかし、なかにはこんな人もいるかと思います。
「仕事が朝早いから、起きた時にはまだ日が出てないんだよ…」
はい、私も以前はそうでした。
そんな方にオススメなのは、「ブライトライト」と呼ばれるアイテムです。
こちらはうつ病治療などでも実施される「高照度光療法」という、強い光を照射することでセロトニン生成を促すアイテムです。
より高い効果を望むのであればオススメは右のアイテムです。サイズがそこそこ大きく、十分な光の強さが得られるため、業界標準となっています。
しかし、サイズ感・価格の面でなかなか手が出しづらいところではあるので、そういった方には左のよりコンパクトで低価格なアイテムをオススメします。
③家の中でもできる!朝の超簡単リズム運動
散歩や階段の上り下りをはじめとする、シンプルで単純なリズム運動は、セロトニン神経を活性化させる働きがあります。
セロトニンは、幸せホルモンと呼ばれるためにリラックスするのに必要なホルモンと思われがちですが、それだけではありません。
交感神経優位⇔副交感神経優位
それぞれの切り替えスイッチ時に働く調整役、それこそがセロトニンの役割と言えます。
そのため、リズム運動でスッキリとした目覚めを得ることで、ストレスを軽減することができます。
では、実際にどんなリズム運動がいいのか…基本、なんでもOKです!(笑)
外での散歩、階段上り下り、踏み台昇降、ラジオ体操の好きな動きでも、リズムのある運動であればなんでも効果がありますので、いろいろ試してみて気に入ったものを続けていくのも良いでしょう。
ただし、注意点があります。
- 歌詞やメロディのある音楽を聴きながらやるのはNG
- テレビやラジオを視聴しながらやるのはNG
- 疲れたらすぐにやめるべき
これらを守らないと、リズム運動で得られる効果が減ってしまいます。
リズムを聞くなら打楽器やメトロノームなどシンプルな音に、頭を使わず体でリズムに乗ること。
無理をせずできる範囲でやること。
これを守って、毎日楽しく続けていきましょう。
④意外と見落としがち??衣服でしっかり体温調節
自律神経は、私たちの体を一定の温度に保つ働きもしてくれています。
季節の変わり目に体調を崩しやすいのも、1日の気温差が激しいために自律神経が消耗してしまい、免疫力が落ちるからです。
外が暑いとき、自律神経は汗腺を使うモードですが、急にエアコンが効いた寒い部屋に行くと、今度は汗腺を使わないモードに切り替えます。
この切り替えが何度も発生するほど自律神経が疲れてしまい、夏バテというものになります。外気と室温の差が激しい冬も同じことが言えます。
自律神経をいたわるためには、適切に衣服で体温を調節してあげる必要があります。
私はよく原付バイクに乗るのですが、冬にしっかりとした防寒対策をしないと、かなり疲労が溜まります。上半身を衣服でしっかりケアできる人は多いけれど、下半身の防寒対策を怠っている人は多いのではないのでしょうか?
参考までに、オススメのダウンパンツ(メンズとレディース)をご紹介します。右のレディースパンツは、ダウンなのにタイトでセクシーに着こなせるのでイチオシです!
気づきにくいですが、下半身の冷えは想像以上に自律神経を消耗させます。皆様も注意してください。
⑤神経のコリをほぐす?!抗重力筋ストレッチで良質な睡眠を
筋肉の中には、筋肉自体の状態を常に監視する役割をもつ「筋紡錘」というセンサーがあります。
その内部にある「錘内筋」に交感神経が巻き付いているため、錘内筋が固くなることで交感神経が興奮します。
そして、これらの組織がより多いのが「抗重力筋」と呼ばれる、姿勢を維持する役割をもつ筋肉。
つまり、抗重力筋が凝り固まってしまうと、交感神経が常に興奮状態に陥り、リラックスできなくなるのです。
なので、毎日のルーティンとして取り入れるなら、最低限「首回り・肩回り」のストレッチを優先して行うようにしましょう。
その他にも、様々なストレッチを写真入りで詳しく掲載しているわかりやすい書籍をご紹介しますので、気になる方は参考にしてみてください。
(ストレッチ以外にも、食事・睡眠・人間関係といった様々な面から自律神経にコミットする情報がたくさん掲載されています。3,000円の専門書と同等かそれ以上の情報量が得られるためオススメです)
まとめ
日本は気温の変化が1年を通しても1日を通しても激しいため、自律神経に負担がかかりやすい国といえます。
大切なのは、無理してあれこれ始めるのではなく、少しずつ初めて、無理のない範囲で続けていくことです。
この記事の内容から、「これなら一番簡単そうだな」と思った一つからまずは初めてみましょう。
自律神経失調症に悩む方が、1日でも早く元気に暮らせるようになることを、心から願っています。
以上、三日坊主でも続けられる!簡単な自律神経失調症の予防・軽減対策のご紹介でした。